p_山本左近
レーサー
山本左近

昭和57年、愛知県出身。12歳でカートを始め、国内外問わず数多くのカートレースに出場する。高校卒業と同時にF3の世界に入り、平成14年からはレース活動の拠点を海外に移す。その後一度日本に戻るが、平成18年にスーパーアグリF1チームから念願のF1ドライバーデビューを果たす。その翌年はスパイカーF1からレースに出場する。平成20年にルノーF1チームのテストドライバーになる。その翌年にはAudiのチームと契約を結び、ヨーロッパのGTレースに出場する。

 

小学生になるぐらいの時に生まれて初めてF1日本GPを見て、とても大きな衝撃を受けました。その時から、自分もレースをがしたい、将来はF1ドライバーになりたいと考えるようになりました。そんな時に読んだある雑誌で、「F1ドライバーになった人の半分以上は12歳までにカートをスタートしている」という記事を読みました。小学校6年生だと12歳になってしまうため、今すぐに始めないとF1ドライバーへの門が狭くなると考えました。そこで、両親に初めて土下座までして頼みました。僕の必死な思いが両親に伝わり、「学校の勉強は今まで通り続ける事。一年だけ」という条件付きで許してくれました。

 

山本左近サブ

言葉に出会ったからF1ドライバーになれた

その後は、決して全てがうまく行ったわけではありません。学校とカートを両立させるのはとても大変でした。しかし、留学やF3で経験した様々なことを通じて、幼い頃からの夢であり目標としていたF1の世界へ踏み出す事に成功しました。選手としてメインとするのはもちろんレース活動です。しかしその傍らで、レースやモータースポーツを通してできる社会貢献をこれからも続けていきたいと考えています。

僕がF1ドライバーになることができたのは、「人間は自己実現不可能な夢は描かない」という言葉に出会えたおかげだと思います。ですから、皆さんにも夢を諦めないでほしい。本当にもったいないです。ぜひ、諦めずに頑張ってください。