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専務取締役
福田聡子

ウィスコンシン州立大学卒。大学卒業後人材育成の会社に入社し、新人賞をとるなどして活躍するも、バブル崩壊に伴う業績悪化で他業界に転職。そこで、自分が人材育成の仕事が好きであることを再確認し、業界に戻り6年勤務しながら、本質的なグローバル人材育成への興味を深める。2000年に自分で場を作ることを決意、独立。以来、講師、コンサルタント、マネージャーとしてクライアント250社のグローバル人材育成を支える。各分野の一流の方々との協働の中で一つ一つの目的に基づいた企画や運営を重ねてくることで、参加者の人生に大きなインパクトを与え「あの研修なしには今の自分はいない」と言っていただくことが無上の喜び。

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人生に大きな影響を残す仕事

グローバル・エデュケーションは、本質的なグローバル人材の育成をとことんしたいと思って始めた会社です。また、働き方として数字のみでモチベートされるのではなく、ダニエルピンクのモチベーション3.0のように「自律性」「熟達」「目的」といった内発的動機によって動機付けされた、目的を共有する仲間との協働の中で、一つ一つ確実に成果を出すような、かかわった方の人生に大きな影響を残すような仕事の仕方をしたかったのです。量を売っていくことへの興味はあまりありませんでした。また、一流の方々との仕事をしたいという事もありました。日本に限らず、「世界中の教育リソースとクライアントのニーズをつなげる」「高度な知識を持った友人」のような仕事の仕方をしたいと考えました。

仕事も人生も楽しんで

キャリアに迷っていたときに私を導いてくれた本があります。高橋俊介さんの「キャリアショック」。それまでのキャリア論は何年後の目標をもってそこから逆算するようにという形だったのですが、それに違和感を持っていました。そこでこの本と出会い知ったのが「プランドハプンスタンス理論」。逆算ではなく、自分の価値観に基づきその時その時で力を出し切っていると、自分にとっての良い出会いが出てきます。それを逃さない、という理論でした。それまでもそうしていましたが、更に固めた自分のSTYLEは、「自分を人と比べず、自分の強みに集中する。自分の強みの種になるニッチな領域で、だれにも負けないような自信があるぐらいやってみる。目の前の機会を決して逃さない集中力と勇気と感謝をもって臨む。」というものでした。若いうちにそこにはっきり気付けたことは幸運でした。その後、独立した後には「一つひとつ、一期一会の出会いを大切に、決して感謝を忘れない。良いことがあれば悪いこともあるので、喜びすぎたり落ち込みすぎたりしない。人はそれぞれ色々な背景を抱えながら、よりよい一日を過ごそうとしている。そもそも違うという前提を受け入れ、一度ですべてができると思わず、じっくりと何度も伝える中でよりよい関係を作りたい、作れるという目標を共有する。そして、自分に余裕を持ち、仕事も人生も楽しんで一日一日を生きる」というのが自分のSTYLEになりました。社員の一人からは「福田さんは、過去を懐かしんであの頃はよかったな- と思うことはありますか?」と聞かれたことがあります。確かに、あまりないかもしれません。今後は、更に自分の人格の幅を広げていく努力をして、更に良い仕事をしてクライアントを通じて社会に貢献していきたいと思っています。

これから社会に出る若者へメッセージ

グローバル人材育成の仕事をする中で、世界の若手として活躍している方々とお会いすることがあります。彼らは広いところから情報を得て、貪欲に勉強をし続けています。そのソースはほとんど英語です。英語を通じて自分とは全く違う人の考えを受け入れたり、交換したり議論する経験をあえて積んでおくことをお勧めします。特に、自分の意見を持ち、それをわかりやすく英語で説明したり論点を戦わせたりしても感情的にならないディベートのスキルは、ほかの国の若者は皆訓練を積んでいるため、必須です。これからは、日本国内だけではなく世界中にいる優秀な若者やAI(人工知能)との勝負となってきます。コンフォートゾーンを抜けてストレッチゾーンに自分を置く経験を自らする中で、グローバルをうまく自分に取り込んでいってください。

 

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