s_株式会社フォトクリエイト
代表
白砂晃

株式会社フォトクリエイト 代表

1974年、広島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、NTT入社。そこでインターネットの世界を知り、興味を深める。その後、サイバーエージェントに転職。子会社CAモバイルの立ち上げに参画。2002年、仲間たち3名とフォトクリエイトを創業。2013年、フォトクリエイトを東京証券取引所マザーズに上場。2014年、フォトクリエイト代表取締役会長に就任。(現任)2015年、しまうまプリントシステム株式会社社外取締役に就任。(現任)株式会社アロバ代表取締役社長に就任。2016年、TOBによりフォトクリエイト非上場化。2017年、株式会社CCCフォトライフラボ代表取締役社長に就任。(現任)

なぜ今の仕事に?

フォトクリエイトを立ち上げたきっかけは、創業メンバーの一人でもある高校時代の同級生の一言でした。彼が4ヶ月間赴任していたシリコンバレーから帰国して、「新しいビジネスモデルを見つけた」と私に教えてくれたのが、プロカメラマンが撮影した写真をネット上で販売するというサービスでした。日本ではまだ誰もやっていないサービスだったため、「これは面白い!すぐにやろう!」と思い、起業を決意しました。『感動をカタチにしてすべての人へ』という理念のもと、スポーツ、音楽などのイベント写真、ウエディング、学校写真と、サービス自体は成長していきましたが、写真業界全体としては縮小傾向にありました。そこで、写真業界全体が連携し、横のつながりを強化し世の中へ発信していく必要があると考え、写真を通して世の中をより豊かにすることを目指し、CCCフォトライフラボを発足しました。

仕事への想い

志を持って取り組むことです。1日8時間働くとして、人生の1/3は仕事をすることになります。人生において、何のために時間を費やすのか、24時間をどう工夫して生活するのか。せっかく人生をかけて挑むのですから、その仕事を通して何を社会に届けたいのか?という志を持って働きたいですね。自分がいつ死んでもいいように、成し遂げたいことと自分の時間を常に考えて行動することの大切さを感じます。私は結婚が決まって転職し、子どもが生まれて起業しました。普通なら家族ができると守りに入るものですが、本当の意味で「守る」とは何か?を考えてみると、大企業が決して守られているわけではなく、それよりも自分で考えた自分の道をきちんと作れるほうが大切です。なんとなく敷かれたレールを走っているだけの人は多いと思いますが、レールを走るのがいいのか、作る人になれるのか、を考えたときに、私は作る人になりたかった。だから起業しました。

会社は理念が非常に重要ですが、理念は「自分の中でどう生きたいか」とニアリーイコールです。理念のベクトルと自分の生きたい方向が重ならない会社は不幸ですから、常に自分と会社のベクトルを意識して仕事をしています。そしてとにかくまずはがむしゃらに行動することです。チャンスはみな平等に与えられていますから、あとはそれを掴むか掴まないか、でその人の仕事が大きく変わります。それが起業であれ何であれ、行動してみることで自分にとってのプラスやマイナスな面を見つけることができますからね。チャンスをつかむためには、世の中の流れに敏感である必要があります。今後の世の中、どういうことが起きて、人間の生活がどんな風に変わっていて、我々が何を思いながら生活しているのかをよく考えるようにしています。仕事というのは、「心」「技」「体」があります。技、体ももちろん鍛えるべきですが、特に大切にしたいのは「心」です。目標設定して(技)、それに向かってやり抜いて(心)、達成する(体)。チャンスを掴んでやると自分で決めたからには、実行してやり抜く。やり抜いたからこそ見えてくるものがあります。

若者へのメッセージ

常に世の中に対してアンテナを張り、未来に何が起きるか?を予測できる、知っていることが大切です。AIの技術が進んで、今の仕事がより楽になったときに、我々人間としての価値は何かということを、その時代になってから考えるのではなく、今から考えておく必要があります。そのうえで仕事を選択した方がよいです。挑戦するかしないか、チャンスを掴むか掴まないか、はその人次第です。周りに流されずに挑戦の数を増やして行動してほしいです。チャンスを掴むにもコツや運がいりますが、やるかやらないか迷っているくらいなら、まずやってみてから考えればいいと思います。失敗を怖がる人もいるのでしょうが、失敗もある意味勉強です。 チャレンジして学び続ければ、必ずその失敗を超えることができます。起業の相談をたまに受けますが、何も始めていない人が多い。やはり、何も行動していない人にはアドバイスのしようがないですね。会社が成長していくセオリー自体は変わりませんから、せめてどの段階で不安や悩みがあるかくらいは自分自身で理解しておくべきです。頭でっかちにならず、まずはがむしゃらになって突っ込んでみる。例え失敗したとしても、それを勉強機会ととらえ、挑戦し続ければいい。負けたと思わなければ、いつか必ず成功にたどり着くことができますから。