s_アクシスエボリューション
代表
田中伸一

アクシスエボリューション 代表

1970年3月福岡県出身。大分大学卒業後、1992年福岡銀行入行。2002年新日本製薬へ転職。総合管理部長を務める。この時期にコーチングに出会い、プロコーチの資格を取得。人事・組織活性化の様々な改革を行う。2006年新日本製薬グループの子会社、新日本アクシス代表取締役就任。2008年アクシスエボリューション設立。現在は、“愛”と“信頼”をベースにしたコーチングでプロコーチ・セミナー研修講師・人材育成コンサルタントとして活躍。地場上場企業、自治体から個人クライアントまで幅広いお客様からのご依頼を受ける。特に、人間力・コミュニケーション力向上、人材育成を得意分野とし、高い評価を得ている。

なぜ今の仕事に?

前職でのグループ会社再編に伴い、自分のやりたいことをやりたいようにしようと独立起業。前職でプロコーチの資格を取得し、人事・組織化活性の取り組みをしている時が一番充実していて楽しかったので、仕事はコーチングや人事関連事業としました。起業当初、うまくいかない時期もありましたが、その原因を自分に求めて考えていくと、自分自身の人間的な未熟さに突き当たりました。人材育成のプロならば、自分自身の人間的な成長が最も重要であり、その部分を重点的に学び、日常生活の中で実践し始めました。お陰様で、その頃から仕事も軌道に乗り始め、コーチングや研修テーマも、生き方や人間力の向上に徐々にシフトしていきました。

仕事への想い

社会人のスタートは銀行員で、上司から「今の自分の役職よりワンランク上の目線で仕事に取り組むように。主任だったら係長、係長だったら課長、課長だったら支店長の目線で」と言われたことは印象に残っています。その影響もあり、「自分が○○の立場だったら、どうするのか?」というのは、いつも考えていたように思います。あとは、目標達成意欲が高かったので、いつも自分なりに目標を設定し、チャレンジしていました。銀行の出納係をしていた時も、お店の収支勘定を合わせる時間を1分でも短縮しようとしていたし、個人ローンの担当をしていた時も、延滞率を1%でも低くしようとして督促も工夫していました。そうすると結果も出るし、仕事が楽しくなります。起業して間もない頃までは、基本的には、同じようなスタイルだったように思います。ただ、それはそれでよかったのですが、周囲の人にも同じように求め、部下を疲弊させたこともありました。その反省もあり、自己受容に取り組み、やる気が起きない時やダメな自分がいてもそれを否定せずに、やさしく受容するようになりました。「そういう時もあるよ、大丈夫だよ」って。そうすると他者に対しても自然と同じようにできるようになります。「自己受容」と「他者受容」は正比例するので。現在は、自分の周りに起きる出来事は、自分の心の写し鏡(鏡の法則)なので、自分の心を整えることを第一にしています。内省・瞑想・呼吸法、食生活やエクササイズ、生活習慣そのものを整えること。思考・言葉・行動・習慣が人格を作るので、そこが一番ですね。ある程度整ってくると、あとは自分の直感や自然に身を任せるようになっていきますので。

若者へのメッセージ

「自分の人生を生きる」。自分の人生は、自分で考え、行動し、創っていくものです。当然のことのように思うかもしれませんが、そうではない人生を送っている人が多いように感じます。この社会に生きていると、この社会の規範となる価値観があり、マスメディアからの情報、学校や親からの教育があります。それらが私たちの生きていく上での大きな指標となっています。それはそれで必要なことでもありますが、それだけでは、自分の人生を生きることになりません。自分の内面と向き合い、自分の心が真に喜びを感じることを大切にした人生を生きて欲しいと思います。仮にそれが周囲の人の価値観と合わなかったとしても。私たち人類は、そういう人の考えや行動の積み重ねで進化しているのは歴史が証明しています。何かを成し遂げることでもいいですし、日常の小さな幸せの積み重ねでもどんなことでもいいと思います。自分の感情をしっかりと感じ、大事にしてください。また、それと同時に、自分の人間性や人格を高める努力をし続けてください。長期的には、人生の幸福度は、人間性や人格に比例していきます。皆さんの人生が幸せで愛に満ちたものになりますように。